若手監督を孤独にしない。 チームによるzenshot活用で長時間労働を改善。
近藤建設株式会社
目次
課題
- 現場巡回に時間が取られて残業が常態化
- 急な問い合わせや要望にも監督がマンパワーで対応
- 注文住宅ならではの細やかな対応が現場に集中し、若手のプレッシャーに
効果
- 残業・休日出勤を削減
- 急な問合せもzenshotで即対応、顧客満足度も向上
- 若手がベテランに現場状況を手軽に共有、1人で抱え込む負荷を削減
- 撮影を通じて現場が清潔になり、細かなチェックで安全・品質の向上にも
導入背景
現場監督の長時間労働が常態化
近藤建設は、KONDOグループの一員として、土地活用やビル・マンションの設計、さらに年間約100棟以上の注文住宅の設計・施工を手掛けています。「親戚づきあい」を合言葉に地域とともに成長し、自社大工の育成にも力を入れ、注文住宅ならではの細やかな要望や高いクオリティへの期待に応え、信頼を築いてきました。特に専属大工制度を採用し、注文住宅には必ず継続して実績のある大工だけを配置するなど、品質を守るための独自の仕組みを整えています。
近藤建設株式会社 住宅統括部 住宅施工グループ マネージャー 工藤 俊美 様
その一方で、現場監督がふじみ野市の拠点から各現場に移動する際、遠方では移動時間の長さが日々の負担となっていました。加えて、監督は現場作業だけでなく事務処理や顧客対応も担っており、長時間労働や休日出勤が常態化していたのです。また、特に若手監督にとっては、注文住宅に求められる高い期待もプレッシャーの一因でした。状況確認や住宅への細やかな要望、休日の問い合わせ対応などが重くのしかかり、一人で抱え込む状況が生まれていました。 こうした課題に対応するため、近藤建設では2023年から「若手監督+ベテラン監督」のチーム体制を構築しています。チームでエリアを担当することで、業務内容の相談や難易度に応じたサポートができる環境を整えました。若手が一人で責任を抱え込まない仕組みをつくりながら、効率化と品質維持の両立を図っているのです。
導入理由
現場を簡単に可視化できる唯一のツール
こうした働き方改革の一環として、現場監督の長時間労働をどうにか減らせないかと考えていたとき、紹介を受けたのが「zenshot」でした。 まずは試験的に運用を始めたところ、毎朝の撮影だけで現場の進捗や施工状況がはっきり分かり、「これなら現場に行く回数を減らせる」と実感しました。従来は「行けるときに行く」か「問い合わせがあったら急いで行く」しかなかった現場巡回が、360度現場ビューを通じて確認できるようになりました。 他の管理ツールも併用していましたが、図面や連絡が中心で、現場の可視化まではできませんでした。そのため、zenshotを組み合わせて使うことが大きなメリットになりました。導入にあたり不安もありましたが、操作は非常にシンプルで、大工が毎朝ぐるりと一周カメラを回すだけで問題なく撮影できます。最初に撮影ルールを周知するだけで、習慣化されてスムーズに定着しましたね。
導入後の効果
移動削減から品質向上、育成まで多方面に波及
導入後の効果は大きく、まず現場監督の移動時間が大幅に減りました。移動時間が少なくなることで、残業や休日出勤も少なくなっています。 また、撮影画像をそのままお客様への報告に活用できるようになり、問い合わせ対応のスピードも向上しました。若手監督も上司と同じ画面を見ながら相談できるようになり、現場で一人で抱え込む負担が軽減し、育成にも大きな効果を発揮しています。
また、設計や営業を担当する者も現場を確認できるようになり、部門を超えた情報共有やコミュニケーションが広がっています。私はマネージャーとして、毎朝全現場の映像を2倍速で「流し見」し、進捗や安全を日々チェックしています。担当者以外も現場を把握できる体制が整ったことで、社内全体での現場認識の精度が格段に上がりました。 さらに意外な効果として、毎朝の撮影が習慣化されたことで、現場が常に清潔に保たれるようになりました。カメラを通じて落下防止の手すりや掲示物の有無なども確認でき、月1回現場で行っていたパトロール以外でも、安全や品質を日常的にチェックできるようになりました。思わぬ形で、現場の安全確保や品質向上にも良い影響が出ています。
今後の展望
ツールの活用は業務拡大にも繋がっていく
今後はベテランと若手がペアで現場を担当する仕組みを、さらに広げていきたいと考えています。ベテランは難しい現場や事務所での対応、若手は現場巡回といった役割分担も、zenshotがあればより効率化できます。これまで1人で10〜15棟を担当していた監督も、2人で組むことで20〜30棟をカバーできるようになれば、効率化とスケールメリットが見込めます。若手の成長スピードも、これまで以上に上がっていくと思います。 また、監督業務のハードルが下がることで、これまで現場監督を敬遠しがちだった人材層にも門戸を開くことができるのではないかと期待しています。「建築分野に縁がなかった新入社員でも、このツールがあれば監督が務まるかもしれない」という声も出ており、採用や育成の観点でも大きな可能性を感じています。働き方の改善と品質向上を両立できる仕組みとして、zenshotには今後さらに期待しています。
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